標茶町茅沼 JR茅沼駅の丹頂鶴
釧網本線の釧路湿原の駅である茅沼駅は現在、無人駅です。
昭和30〜40年にかけて歴代の駅長が丹頂鶴の餌付け
を行い「タンチョウの来る駅」として有名になりました。
冬の餌が少ない時期には丹頂鶴もコンビニエンス
感覚で来訪しているようです。
【JR釧網本線 茅沼駅 快速しれとこ】
網走駅発の快速しれとこが茅沼駅に到着です。
SL冬の湿原号まで1時間半ほど乗り換え時間があります。
ゆっくり丹頂鶴探索ができるなあ。
「日本で唯一ツルの来る駅」が茅沼駅の浪漫です。餌場は
2箇所設置されており駅のそばと茅沼方面になります。
まずはシラルトロ湖方面へと南へ歩いてみます。
【茅沼駅 東方面 丘陵】
いきなり駅の東の丘陵部で番いの丹頂鶴を発見。
けっこう餌場周辺に近寄って来ているようですね。
のんびり安心してくつろいでいますね。
【釧網本線】
線路の西側の餌場に踏み切りを渡って回り込んでみました。
【茅沼駅 西方面 釧路湿原】
バージンスノーをちょっと歩いて湿原の見える境界へ。
不意な来客にびっくりし水溜まりから水鳥が飛び立ちます。
釧路湿原には柵がしてあるので奥には入れないけど
鳥が多いと実感しますね。
この界隈の頂点に立つ猛禽類のトンビさん。
釧路湿原で一番多い猛禽類がトンビです。
何処にもいるトンビですがオオワシ等に比べれば
やはりかなり小柄ですね。
【茅沼駅の餌場】
雀と丹頂鶴の睨み合い?
背後にカメラマンが構えているじゃん。
♀「ねえ、あなたお食事に行きましょうよ。」
♂「じゃあ行くべか」
♀「ついていきますわ、何処までも」
♂「大丈夫かなあ? 人間がそばにいるんだよ」
♀「なによ! ここまで来て!!」
♂「お、おれはいいやぁ」
♀「私は食べるもーん!」
♀「逃げないでよ! リスクは二分してよね。」
♂「だって人間がなにするかわかんないしぃ」
♀「もう、意気地なしねえ」
♂「そう言うなよぉ」
お二人もゆっくり食事も出来ないようです。
茅沼駅に戻り至近距離からの撮影にしてみました。
ツンツン、羽繕いに精を出します。
でも餌が気になるのね。夫婦揃って狙っています。
旦那の方が得に警戒心が強い感じだ。右見て!
左見て! 手を上げて渡る横断歩道は無いのよ。
雀「食わねえならオラが食べるゾ!」
♂「お前に食わせる餌はねぇ!!」
♂「いっただきまーす!!」
♀「じゃ、わたくしも」
でもSL冬の湿原号が来たら飛んでっちゃいました。
ゆっくり食べたいのにゴメンね。