日本ヘラルド映画・松竹配給

映画「亡国のイージス」

相良町地頭方港 オープンセット

対日工作員により沖縄米軍基地で盗まれた化学兵器GUSOHと

幹部の反乱で奪われたイージス護衛艦「いそかぜ」の

クーデターあんど奪回ストーリー。

2005年夏に公開予定の「亡国のイージス」のオープンセット

が相良町の地頭方漁港に建てられました。

右後ろから見ると風力発電も見えちゃいますね。

これだけだと怪しい建物か新しい観光名所って感じだね。

壁を良く見るとチャチな塗装だけど全体的には

やっぱり良く出来ています。しかし

2004年秋は大型台風が日本を連続で襲撃、

23号では御前崎に直撃しセットにも被害が!

ベニアの外装が近隣の住宅まで飛んできたとか。

これでGUSOHを打ち上げるのかな?

新聞発表ではランチャーも台風で壊れたとか。

SSM艦対艦ミサイルであるハープーンのランチャーのようです。

展望高台からは一般の人でも見学ができます。

むろんスタッフが本番の時は静かにという指示を出します。

艦橋部分手前の台はマスト部分の撮影セットです。

これは本物の海上自衛隊のイージス艦です。

観艦式の時に撮影した、こんごう型の「きりしま」です。

比べてみてどうでしょう? 本物はボリューム感があるね。

巨大なセットはアップで見ればかなり良いかも。

SPY-1Dフェイズドアレイレーダーもちゃんと

目玉の様についていますね。

艦橋の上のマストに真田広之氏が演技に入っています。

上と下でラストシーンの銃撃戦の撮影です。

高所のため、ちゃんと命綱を付けての撮影なのです。

出演者は寺尾聡氏、佐藤浩市氏、中井貴一氏と錚々たる面々。

下の甲板ではヘルメットのスタッフがうじゃうじゃ。

こんなにいっぱい必要なのかしら?

見た目にはウダウダしています。もちろん、

マイクやレフ板の係の人もカメラマンもうろうろ。

頭に包帯している役者は誰でしょう?

真田氏は撮影の合間でも観客へのサービスは忘れません。

手を降る姿に女性ファンの歓喜の声も。

激しい銃撃戦の本番で大きなセットでの撮影は終わりです。

役者軍団は降りてきます。

スタッフは血糊をお掃除かな? ご苦労さまです。

レンタル屋さんから積んできた機材でしょうか。

撮影隊のベース基地の様子です。

今度は低い位置に建てられたマストのセットでクライマックス

銃撃戦のアップシーン撮影です。拳銃を手にする真田氏!!

あれ? 拳銃を片手にラブシーンですか?

違いました。

メイクのおねえさんが血糊をおでこに塗りまくります。

日も傾き、本日の撮影は終わりました。

血だらけの真田氏がさっそうとセットから降りてきました。

舞台挨拶の様にお辞儀をする真田さん。ニクイですねえ。

背後にはメイキング用のカメラマンでしょうか。

映画公開が待ち遠しいです。ぜひ見に行きたいね。

このシーンがどう出来上がるか? 楽しみ楽しみ!!