伊豆大島 三原山 裏砂漠

あなたがいれば振り向かないで歩いて行ける東京砂漠♪

三原山の東に広がる砂漠は想像以上に広いです。

コンテナからバイクが出れば旅は始まる。

大島揉みマップ

混雑するさるびあ丸で竹芝桟橋を出航します。

2等船室は使わず甲板で寝ちゃいます。

火山性地震と三宅島の雄山の噴火。活発な火山活動の

伊豆七島は大島でも例外ではないのです。

1986年の三原山の地割れ噴火も記憶に新しいですね。

世界三大流動性火山でもあるのです。また

大量の火山灰は大島砂漠を形成し不毛な大地が広がります。

裏砂漠の入り口は両サイドにブッシュが繁っています。

黒い火山灰は一部埋まる場所もあるのですが、

概して硬くしまって走りやすいです。

ガスが出ると視界は無くなり、方向がマヒします。

こうなってしまうと、なにもない砂漠では自分の位置を

特定するにはGPSが一番良いのかもしれないですね。

高低差の少ない場所はかなりのスピードランが可能です。

ヤマハがXTZのテストを行った裏砂漠の醍醐味です。

このまま真っ直ぐ走りきれば、外輪山のヒルクライムだ！

しかし、斜度はありかなり苦しいです。

ただ、パワーさえあればなんとかなのも事実。

富士山よりフカフカでなくタイヤが埋まりにくいのです。

この海原にポツポツと島のように植物が育っています。

大航海な気分です。

裏砂漠より北に広がる奥山砂漠周辺は草が繁茂し、

アップダウンが激しく迷路を形成しています。

もちろん吹き溜まりもあり柔らかい火山灰も存在します。

ここも遠景が見通せないと迷いそうだ。

小高い山を登って遊ぶアネさん。

ガスが切れれば広大さは明白だね。

前方の斜面をヒルクライムするのが最大のロマン。

最後の時間でアタックするも直登は断念。ただし

右側の外輪山の切れ目から緩斜面を登るのは可能です。

立ち入り禁止に関する看板はあるにはあります。

警察の巡回もありましたが黙認される場合も多いようです。

裏砂漠は見通しが良いですが、奥山砂漠はトレッキング

してもあまり目立たない傾向がありますね。

しかし、ガスは本当に危険である。方向を見失うだけでなく

外輪山の内側は急峻なガケであり、オーバーランは

落差を考えると死を意味するのだ。

また外輪山の内側はワダチすらなく、4WDの残骸も残る

サルガッソーです。自信のある装備でのぞみたいね。