秋田駒ヶ岳 男岳

奥羽山脈の北部に位置し、湿原と高山植物が豊富な

東北の花の名山とうたわれるのが秋田駒ヶ岳です。

県営田沢湖スキー場から秋田駒ヶ岳を見上げます。

【八合目登山口】

八合目登山口にて。隣に湧き水がガボガボ出ているので

美味しい水を心配する必要は無いのだ。

八合目の開拓は本来この硫黄鉱山によるものです。

当然、今はもう使われていません。

【新道ルート】

新道は荒涼とした世界が広がるこの麓をかすめ男女岳を

反時計廻りで登ってゆきます。

新道の途中から八幡平方面を眺めると雲海が漏れてくる！

手前の山が笹森山と湯森山で、その奥に烏帽子岳(乳頭山)が

とんがっています。乳頭温泉郷はこの麓に広がっています。

【新道 赤土の広場】

新道の中間あたりに赤土の広場という展望台がありました。

男女岳は見る方向でかなり雰囲気が異なるのがわかりますね。

【影駒ヶ岳と田沢湖】

朝日で駒ヶ岳の影が映る田沢湖の町並です。

【阿弥陀池とお花畑】

新道を登りきるとお花畑の木道が阿弥陀池まで続きます。

正面は横岳で右手の山が男岳です。

阿弥陀池より馬の背へのガレ場を登りました。

この峠が横岳と男岳の分岐になり縦走路が走っています。

【馬の背からの女岳】

馬の背から右を登っていくと男岳で、こちらを進みました。

すぐ眼下の女岳が見下ろせ、溶岩流と火口が良くわかります。

【馬の背からムーミン谷】

女岳の隣に小岳がポツンと雲海をバックに鎮座します。

ここらの谷を地元ではムーミン谷と呼んでいるようです。

【男岳山頂からの田沢湖】

男岳山頂から田沢湖を見下ろすと登山道が尾根に

走っていますが、このルートは険しいそうです。

【男岳からの主峰女目岳】

男岳山頂(1623m)に到着!! 山頂には社が立ててあります。

主峰である女目岳(男女岳)が背後にドーンとそびえます。

男岳から阿弥陀池を見ると右に横岳の尾根と左に男岳の登山

ルートが良くわかります。岩手山が思ったより近いのね。

横岳から右へ下っていくと国見温泉へ行く事になります。

男岳から岩手山をズ〜ム!!　光の矢が邪魔ね。

阿弥陀池避難小屋の東に広がる草原です。

雪渓が本来残る場所だが真夏には残っていませんでした。

【阿弥陀池からの女目岳】

1637mの女目岳(男女岳)の登山口。ご来光に良い山です。

今回は登らなかったので次回は登りたいですね。

実は秋田県最高峰だったりするのです。

【阿弥陀池】

阿弥陀池から男岳方面を振り返ります。白い筋がガレ場の

登山道です。本当は横岳の尾根を縦走し、反時計周りで周回

して八合目に戻ると良いのだが、新道をＵターンしました。

【女岳八合目山小屋】

八合目山小屋の二階は板張りで寝る事が出来ます。

無料で管理人もおらず鍵もかけていません。

もちろん一階でも寝る事ができます。

ここは売店の部屋。でも夜はネズミがうるさいです。

マイカー規制は6時から17時半までなので夕方から

八合目に入れ、朝は6時を過ぎてもバスの後ろに付いて

走る様に指示されますが、時間を気にせず下山出来ます。

【旧仙岩峠】

オマケで廃道になりかけの旧仙岩峠からの秋田駒ヶ岳の姿。