SUZUKI GSX-R1100
‘90 GSX-R1100 【GSX-R1100L/GV73A】
乗車期間 1990〜1996
走行距離 51,000km
1986年にスズキが発売したリッターレプリカマシーン。
1989年に第二世代に生まれかわりパワーも143PSに。
しかし750ccはレプリカだが1100ccは
ツアラー的な要素が濃いマシンとなっていました。
油冷であり低速のトルク感は水冷の高回転型エンジンより
街乗りでスピード感やパワーフィールが心地よく、
高速巡行も安定感を感じます。前後タイヤも17inch化し
コーナリングもマイルドとなり、180のワイドタイヤも奢られました。
この1990年モデルより初めて倒立サスを装備し
故障しやすいけどステアリングダンパーも装着されました。
初期型に比べツアラー的な味付けは集合マフラーでない
ところにも出ていますが、ハンドルバーもトップブリッジ
の上になっています。
メーターは280〜290まできっちり加速します。
200〜250で巡行してもヨーイングする事もなく
不安は初期型に比べれば全く無いですね。
750から乗り換えた理由は1991年頃に100PS規制が
かかるという噂が流れフルパワーのリッターマシンに
今のうちに入手しておこうというところにあったのです。
しかし100PS規制は嘘でしたね。みんなBMWが悪いんです。
シングルシートを装着した姿です。
初期型に比べて丸っこさが目立つデザインです。
フロントタイヤは130が標準ですが立ちが強いので
120を履いた方がスムーズなコーナリングが楽しめました。
シングルシートを外した状態です。
GSX-Rは当時流行っていた0-400も楽しかったなあ。
むろん高速を使った移動で遠距離へ強襲するタイプの
ツーリングも非常に得意でありました。
鈴鹿スカイライン周辺を走った時の写真です。
やっぱりアールの文字がいいっすね。
Ｍ室さんと紀伊半島のキャンプ場へ。
砂地でV-MAXはリア荷重で埋まってしまうのですが
前後均等に近い重量配分が功を奏すのか
案外砂地でも走ってしまうGSX-Rでした。
3世代目に水冷化されますがやはり油令ファンには
不評だったようです。
この子は1996年に事故で廃車になってしまいました。
フレームもボキボキでクランキングもできない状態でした。